数多くのれん分けをしてきた森田屋の総本店
森田屋の店名は市内だけでなく、栃木市や足利市、群馬の舘林に支店を構えている。
森田屋系とは?
60年以上の歴史を持ち、歴史を感じる店構えには連日多くの人々が並びます。創業は1961年で、現在営業している佐野らーめん店の中でも非常に長い歴史を誇ります。
佐野市外にも多くの支店を展開しており、佐野らーめんを広めた老舗の佐野らーめん店です。支店の分布に関しては、他の家系に比べて圧倒的に広範囲に展開しています。隣の足利市や栃木市、さらに隣県の群馬県には3店舗も構えており、各支店の創業年数ははっきりとはわかりませんが、店舗の外観からは長年営業していることが伺えます。
森田屋系の味の特徴
森田屋総本店のらーめんは、青竹手打ちの自家製麺が特徴で、弾力がありしっかりとしたコシを持っています。スープは昔ながらのあっさりとした醤油味で、チャーシューは小ぶりながら厚切りで、3枚のっていて食べ応えがあります。太いちぢれ麺は食感が良く、メンマの味付けも絶妙です。
麺の特徴
森田屋総本店の麺は、青竹で打った自家製麺を使用しており、他の佐野らーめん店と比べて特徴的なのはその弾力の強さとコシのしっかり感です。麺は少し短めで、不揃いな形をしていますが、それがまた独特の食感を生み出しています。青竹手打ちならではの柔らかさと噛み応えのバランスが絶妙で、食べるたびにその弾力の強さを感じることができます。佐野らーめんの伝統的なスタイルを受け継ぎつつも、独自の魅力を感じさせる麺となっています。
スープの特徴
森田屋総本店のらーめんは、昔ながらのあっさりとした醤油スープが特徴で、チャーシューは小ぶりながら厚みがあり、デフォルトで3枚も入って食べ応え抜群。チャーシューの美味しさは佐野市トップクラスです。太いちぢれ麺は食べごたえがありつつ、のど越しはなめらか。味付けのしっかりされたメンマも美味しさを引き立てます。
森田屋系の分家
長い歴史の中で、計7店舗にのれん分けをし、隣県である群馬県には分家が3店舗。多くの人に佐野らーめん森田屋の味を広めてきました。どの店舗も長年愛され続け守り抜いてきた歴史の味わいと、その中で佐野市を飛び出し様々な地域へと挑戦を続けてきた研鑽の日々があり、それが長い間森田屋の味を愛されるものにし、深みを生んでいます。
まるしま
まるしまは旧森田屋の足利支店でした。このお店では、懐かしのオリジナル佐野らーめんが味わえます。スープは王道の醤油ベースで、あっさりとしながらも動物系の旨味がしっかり感じられる至極の一杯です。現在では主流になりつつある塩味寄りな佐野らーめんとは一味違う深み。麺は青竹手打ち特有の不揃いで柔らかく楽しい食感が溢れ、昔ながらの佐野らーめんスタイルをしっかりと受け継いでいます。
森田屋 佐野東店
森田屋東店のらーめんは、伝統的な佐野らーめんをベースにしながらも独自の進化を遂げた極上の一杯。あっさりとしたトリプルスープは、魚介が加わったことにより、一層深い味わいを醸し出し、油少なめで軽めな第一印象でも食べ終わる頃には物足りなさを感じさせない沁み渡る美味しさ。スープと麺は丼ぶりにたっぷり盛られており、その量に驚くこともしばしば。店主は森田屋総本店で19年修行をし毎日スープの調整を欠かさず、コクとトロミが感じられる優しい味はこの毎日のマメな努力の賜物。是非一度ご賞味ください。
森田屋系の現在の店舗一覧
店舗名 | 創業年 | 所在地 |
---|---|---|
まるしま | 1973年 | 〒326-0337 栃木県足利市島田町62-1 |
佐野東 | 2012年 | 〒327-0844 栃木県佐野市富岡町371-3 |
大平 | —– | 〒329-4423 栃木県栃木市大平町西水代2526-12 |
太田 | —– | 〒373-0806 群馬県太田市龍舞町3969-4 |
館林 | —– | 〒374-0023 群馬県館林市大手町7-37 |
緑町 | —– | 〒374-0025 群馬県館林市緑町1丁目30-28 |